家族が気付く、認知症の全般的な初期症状
・話に「あれ」「それ」が多くなる。
・人柄が何となく変わったように見える。
・物事に関心がなくなり、投げやりに見える。
・どことなく、だらしない感じで怠惰に見える。
・失敗が多くなり、言い訳をすることが多くなる。
・人付き合いを避け、閉じこもるようになる。
・同じことを言ったり、したりする。
・くどくなったり、ささいなことで怒りっぽくなる。
早期のアルツハイマー型認知症の手がかり
・同じ内容の事柄を何度も繰り返し尋ねるようになった。
・電話に対応しながら調理をするなど、2つの作業を同時にするようになった。
・物の扱いが下手になったり、鍋焦がしなど調理ミスをすることが多くなった。
・季節にそぐわない身なりをしたり、おしゃれを面倒がるようになった。
・冷蔵庫に同じ品物がたまったり、同じものを買ってくることがある。
・探し物をしていることが多くなった。
・小銭が財布にあふれていたり、紙幣での支払いが多くなった。
・迷子になったり、運転中に道に迷うことが多くなった。
・診察日や予約時間を間違うことが増えた。
・薬の飲み忘れや飲み間違いが増えた。
早期の脳血管性認知症の手がかり
・ある日突然、物忘れが悪化したり、言葉が出にくくなったり、手足に力が入りにくくなったりしたことがある。
・高血圧、糖尿病、脂質異常症を指摘されている。
・好きだった趣味に興味を示さなくなり、自宅に引きこもったり、テレビを見ながら横になっていることが多くなった。
・ささいなことで泣いたり、感情をコントロールできないことが目立つようになった。
・夜間の不眠が目立つようになった。