当院は認知症の発症抑制に取り組んでいます。その一環として、MCIスクリーニング検査を行っています。
詳しくはYouTube動画でご紹介しています→ https://youtube.com/shorts/A8fvUIaiLR4
治療薬という観点では、2023年にはレカネマブが、2024年にはドナネマブが、新薬として発売されています。しかし使用のハードルは高く、恩恵を受けるのは一部の方のみに限られています。また、いまだ認知症を根本的に治癒させる薬剤は開発されておらず、現状では薬剤治療によるアプローチは限界があると言わざるを得ない段階です。
そのため当院では「認知症は予防こそが治療である」という考えのもと、認知症の発症を防ぐための活動をしています。
認知症は発症の20~30年前からの生活習慣が大きく影響することがわかっています。認知症の中で最も割合が多いアルツハイマー型認知症は、ある日、突然に発症するのではなく、長い年月をかけて脳内に原因となる物質が蓄積した結果、発症します。
認知症を発症する一歩手前の状態である軽度認知障害(MCI)の段階で気づき、適切な予防対策をすることで、認知症への進行を抑制できる可能性があることがわかってきました。MCIスクリーニング検査は、認知機能低下の原因となる物質が脳内に蓄積されやすいかどうかを採血のみで調べる検査です。早期に自分の状態を知ることで、認知症対策のきっかけとなることを願っています。
MCIスクリーニング検査費用:¥20000(税込)・・・保険適用外
当院では生活習慣の見直しも認知症の発症抑制を考えるうえで重要な要素と考えています。ポイントとなる7つの習慣について、ホームページ内のコラムおよびYouTube動画にまとめてありますのでご参照ください。
コラム・・・https://www.maruko-heart.jp/column/1302/
YouTube動画・・・https://youtu.be/UqZTn9xGWtU
また、軽度認知障害の認知症への移行を予防する可能性があるとされているサプリメント(日本認知症予防学会認定):フェルガードを取り扱っています。フェルガードについては下記をご参照ください。
YouTube動画・・・https://youtube.com/shorts/I9JbVWjatcE
製品概要・・・https://www.glovia.co.jp/products/summary.html