平成9年度から平成19年度生まれの女性で、子宮頚がんワクチン(HPVワクチン)の定期接種の機会を逃した方を対象に、キャッチアップ接種の機会が設けられています。キャッチアップ接種の実施期間は2025年3月末までのため、標準的な接種間隔で行うためには、2024年9月までに1回目を接種する必要がありました。
しかし、その機会も逃してしまったという方のために、接種間隔を短縮して行う方法があります。
本来であれば、1回目の接種のあと2か月後に2回目の接種を、6か月後に3回目の接種を行うのが推奨される標準的な接種方法なのですが、1回目を接種したあと1か月後に2回目を、4か月後に3回目を接種しても、標準的なスケジュールの場合とほぼ同等の効果があることが示唆されています。
この方法は、本来の標準的な接種スケジュールではないため、当院として推奨するものではありません。しかし、これにより子宮頚がんにならずに済む方がいるのなら、医療機関として取り組むべきであると考え、実施することにしました。これにより1回目の接種が11月中なら間に合うことになります。公費の適用になる(無料で受けられる)ことも大田区に確認済みです。
ご希望の方はお電話にてお問い合わせください。なお、ご予約後のキャンセルは受け付けておりません。万が一キャンセルされる場合、全額を自費(28000円)にてお支払いいただきますのでご注意ください。
2024.09.30