コラム

2026.02.10

新しい認知症予防の選択肢「Mガード」について

MCI(軽度認知障害)で認知症への進行を抑制したい方、高齢や薬剤過敏により薬の副作用に不安を感じる方、薬以外の症状改善手段を探している方へ

当院では、もの忘れが気になり始めた方(軽度認知障害)の認知機能の維持をサポートする目的で、「フェルガード」というサプリメントを採用しています。

 フェルガードは、認知症の原因物質と考えられている「アミロイドβ」や「タウ蛋白」に着目したサプリメントです。その効果に関する報告は多数あり、日本認知症予防学会にも認定されています。

 一方で近年、認知症の仕組みについては、これまでとは少し違った視点も注目されるようになってきました。それが「ミエリン仮説」です。このミエリン仮説に基づいたサプリメントが、今回ご紹介する「Mガード」です。

 

 <認知症の考え方は1つではない>

アミロイドβ仮説とミエリン仮説

 ・主流の考え方「アミロイドβ仮説」

これまで主流だった考え方は「アミロイドβという物質が脳にたまることで、認知症が進行する」というものです。これをアミロイドβ仮説といいます。

フェルガードは、この考え方に基づき、アミロイドβの蓄積を緩やかにすることを目的としたサプリメントです。

 ・当院のフェルガード紹介ページ

https://maruko-feruguard.hp.peraichi.com/

・フェルガードに関する論文

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33163900/

 

・もう1つの考え方「ミエリン仮説」

最近注目されているのが「そもそもなんでアミロイドβがたまるの?」という問題です。

私たちの脳の神経は、電気信号をやり取りすることで働いています。その神経の配線を覆っているのが「ミエリン(髄鞘)」というさやのような構造です。このミエリンがあることで、情報が飛躍的に速く伝わります。

ところが、加齢や炎症などでミエリンが傷付くと、脳はその修復を優先するようになります。その結果、本来行われるはずのアミロイドβの処理が後回しになり、アミロイドβがたまりやすくなることで認知機能が低下する―― これがミエリン仮説です。

 ミエリン仮説に関する参考文献

☆ミエリン機能不全はアルツハイマー病におけるアミロイドβ沈着を促進する

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37258678/

☆ミエリン損傷は脳の老化とアミロイドβ沈着を関連づける

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37336944/

 

 <Mガードはミエリンの健康を保ち、神経の働きを支える>

 Mガードというサプリメントに含まれる成分の主な特徴は次の通りです。

 ・柑橘由来成分(ヘスペリジン・ナリルチン)

ヘスペリジン(温州みかん由来)とナリルチン(じゃばら由来)が、ミエリンを作る細胞の働きを助けます。

 ・桂皮(シナモン)

脳の炎症をやわらげ、神経を支える細胞の環境を整えます。

 ・大豆由来α-GPC(αグリセロホスホコリン)

ミエリンの材料となる成分を補います。

 

これらの成分が組み合わさることで、神経の情報伝達がスムーズに行われる状態をサポートし、認知症の原因となるアミロイドβの処理の遅れを防ぎます。

 ☆フラボノイド配糖体による脱髄回復効果の分子メカニズムの解明

https://kaken.nii.ac.jp/ja/file/KAKENHI-PROJECT-25830056/25830056seika.pdf

 

 <フェルガード × Mガード>

異なる方向から脳を支える2つのサプリメント

 フェルガード・・・・認知症の原因物質アミロイドβの蓄積を減らすことに着目

Mガード・・・・アミロイドβが蓄積する原因となるミエリン損傷の修復に着目

 フェルガードとMガードは働き方が異なるため、両者を併用することで、より多角的なサポートが期待できると考えています。

 

 最後に

現時点で認知症を完全に治す治療法は存在しません。そのため、予防と早期の対策が重要となります。

サプリメントは治療薬ではありませんが、「今の状態をできるだけ長く保ちたい」「できることは早めに始めたい」そう考える方にとって、フェルガードやMガードが新しい選択肢の1つになると考えています。

ご興味のある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

 

まるこハート内科クリニック:03-3750-3311

https://lit.link/marukohatokuriniku